消防設備点検の現場を写真で詳しく説明します。

消防設備点検写真一覧

消防設備には様々な種類がありますが、ここでは点検写真風景をもとに点検の内容について紹介していきたいと思います。



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<消火器の外観点検>

消火器の外観点検では安全栓が外れていないか、本体容器が腐食していないか等、外観で判断を行なう点検になります。

また写真のように逆さにする事により粉末消火器では、粉末の固化状況が音や粉の移動による感覚によって判断できます。

<消火器の機能点検>

消火器の機能点検ではキャップスパナ等により消火器のキャップを外し、内部の腐食状況や薬剤の状態、加圧用ガス容器を外して傷がついていないか、重量に問題ないか、パッキンがねじれたり腐食したりしていないかを調べます。使用済み表示装置が脱落している際にも粉末が放射されていないかどうかを調べる為に加圧用ガス容器に穴が開いてないか調べたりします。

<消火器の薬剤詰替>

加圧式粉末消火器の薬剤詰替写真です。粉末薬剤は年数経過とともに固化しやすく消火能力が落ちるため、メーカーでは5年毎の薬剤詰替を推奨しています。廃棄薬剤は肥料としてリサイクルされます。

蓄圧式消火器の場合には窒素ボンベ等により消火器へ直接加圧が必要ですので作業場へ持ち帰り詰め替えします。

 

<煙感知器の作動試験>

自動火災報知設備の点検では感知器の作動試験が作業ボリュームとしてはメイン作業となります。感知器は数種類ありますが主に普及しているのが熱と煙感知器で、左記は煙感知器(光電式スポット型煙感知器)の作動試験写真です。

専用の加煙試験器を使用し専用試験ガススプレーから煙を噴射します。

<熱感知器(差動スポット)作動試験>

熱感知器には主に差動式スポット型感知器と定温式スポット型感知器があります。一見、楽な作業のように見えますが定温式スポット型感知器では作動に20秒から2分近くかかり、同じ体勢で作動を待つため、機械室や高場など場所によっては結構な重労働です。

感知器をただ作動試験するだけでなく適切な場所に感知器が設置されているか?(未警戒はないか?)感知障害は無いか?変形していないか?空調設備が近くにないか?などを点検します。

<総合盤の点検作業>

P型1級総合盤の点検作業では、表示灯が問題なく点灯しているか、電話を差し込み受信機との通話に問題がないか、発信機(押しボタン)を押下し受信機への表示に問題が無いか、地区ベルの鳴動の音圧が正常かどうかを点検します。

発信機押下によるベル鳴動では総合盤内に通常、ベルがありますが、非常放送が存在する設備では天井のスピーカーから音声が鳴動します。

<受信機の点検作業>

受信機の点検作業では各感知器の作動により各警戒の火災表示が正常に点灯するか確認したり、防排煙設備や消火栓などとの連動やELV制御や警備への移報に問題ないか等を確認します。

写真は受信機のバッテリー電圧測定試験をしています。その他、絶縁測定や火災試験、断線表示試験など受信機での点検は多岐に渡ります。

 

 

<避難ハッチの点検>

避難器具の点検では8割方、この避難ハッチの点検になります。主にマンション等の共同住宅のベランダに設置されております。

点検では蓋を開いて梯子を降ろし降下試験を行ないます。避難ハッチは埃がたまりやすく、点検をしていないと中が大変な事となります。点検の際には埃がかなり舞い落ちるので点検日には洗濯物を干さない様、注意が必要です。

<救助袋の点検>

救助袋には垂直式と斜降式があり写真は斜降式の救助袋の写真になります。避難器具の総合点検では降下試験を実施する事となっています。

救助袋の場合には降下障害が無いか等の救助袋を降ろす事を想定するだけでなく、救助袋を畳んで格納箱に収納するスペースが存在するか等、様々な条件が十分に整っている際には最新の注意の元、降下試験を行ないます。

<緩降機の点検作業>

緩降機はベランダ等が存在せず、避難ハッチが設置できないような建物で主に3F又は4F以上の場所に設置する避難器具です。

点検ではアームを組立て、調速器が荷重をかけても問題ないか点検し、ロープの長さが問題ないかリールを投下して確認します。降下試験を行なう際には3人以上で十分に注意の上実施します。点検での事故があとを絶たないからです。

 

<金属製つり下げ梯子の点検作業>

金属製つり下げ梯子の点検では梯子及び格納箱に錆がないか、長さは妥当か、ナスカンあるいは自在金具が建物に問題なくつり下げが可能か等を点検します。

金属製つり下げ梯子は主にスチール製ですのでかなり重く、設置基準は3Fまでとなっています。3Fでも女性の場合、重くてつり下げが困難かもしれません。

 

 

<誘導灯の点検>

消火器、感知器についで物量が多いのがこの誘導灯です。誘導灯の点検では通常状態での点灯確認、切れているようなら球交換をします。あとバッテリー状態で点灯するかの確認です。

最近では直管球タイプでなく球が切れにくい省電力の高輝度タイプが主流となっていましたが、これも受注停止となり、さらに省電力のLEDタイプが主流となっていくでしょう。


その他の消防設備につきましては随時、追加していきます。

       


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編集・発行 有限会社多摩栄広商事 担当 梅原秀和
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